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森繁和の投手考察

今週の考察対象/大隣憲司[ソフトバンク]

 

 その存在なくして、ソフトバンクは現在の順位にいなかったかもしれない。9月23日現在で64勝58敗12分け、貯金6の3位で首位・日本ハムを追っている。12勝6敗、防御率はリーグ1位の1.74で、この「貯金6」を稼いでいるのが入団6年目の左腕・大隣だ。

 昨オフは杉内、ホールトンが巨人へ、和田がオリオールズへと移籍してしまった。3人合わせて昨季は43勝。そう簡単に埋まる穴ではない。それを攝津が右のエースとして両リーグトップの16勝。そして防御率1位の大隣と、左右両輪の踏ん張りで優勝争いに食らいついているといっていい。

 大隣は春のオープン戦からずっと・・・

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