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堀内恒夫の多事正論

堀内恒夫コラム「好左腕のイメージが強い巨人の「21番」飛躍を期待して田口麗斗に与えるのはどうか」

 

背番号「18番」のイメージが強いかもしれないが、私は1年目だけ「21番」を着けていた/写真=BBM


 日本ハムにドラフト1位で入団した清宮幸太郎選手が、背番号21番を背負うことになった。「21番」と言えば、最近はどこの球団でも投手が着ける背番号で、野手が着けるのは珍しい。私にとっても、日本ハムの「21番」と言えば、高橋直樹さん。アンダースローから絶妙なコントロールを駆使して打者を手玉に取った名投手だ。高橋直樹さん以外にも古くは土橋正幸さん、近いところでは「トレンディエース」と呼ばれた西崎幸広と、歴代のエースが着けてきた栄光の背番号だ。

 日本ハムのフロントによると、そんな世間の先入観にとらわれない新しい選手像を目指してもらうためにあえて選んだのだという。清宮君には、球団の期待に応えて新しい「21番像」を作り上げてもらいたい。今はしっくりこなくても、3年後、5年後には「21番と言えば清宮」と言われるような選手になってもらいたい。背番号のイメージは、選手が作っていくものなのだ。

 私自身は「21番」という背番号には特別な思いがある。今では「堀内と言えば18番」のイメージが定着していると思うが・・・

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レジェンド堀内恒夫の球界提言コラム。

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