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堀内恒夫の多事正論

堀内恒夫コラム「タテ割れのカーブで打者をキリキリ舞い。かつての背番号18のようなGヤングマン」

 

大きく曲がるカーブが武器のヤングマン。まるでかつての筆者のようだ/写真=佐藤真一


 今回は外国人選手について書く。巨人の新外国人投手のテイラー・ヤングマンがあまりにも鮮烈なデビューを飾ったので、触れないわけにはいかなくなった。7月1日の中日戦(ナゴヤドーム)。外国人選手の一軍登録枠の関係で開幕からずっとファームで投げていた投手に、カミネロの不振、登録抹消で、ようやく一軍での登板チャンスが巡ってきた。ヤングマンは、その思いをぶつけるように投げて8回を零封。苦しい台所状況の巨人投手陣の救世主になった。

 オープン戦で2試合投げた。初登板はまずまずだったが、2試合目のソフトバンク戦(大分)では、ボールに目を見張るものがなく、5回で10安打を浴びた。コントロールにもやや不安があるという印象だった。首脳陣もそう考え・・・

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レジェンド堀内恒夫の球界提言コラム。

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