いよいよ才能開花か その勝負強さで安打量産中の巧打者 驚異の勝負強さで東京六大学春季リーグにおいて安打を量産しているのが法大・河合完治である。2009年夏の甲子園では全国制覇を経験した。大学では故障もあり満足な活躍ができていなかったが、主将となった今季からはまさにチームの支柱として活躍中。今後、攻守走のバランスが良い内野手として注目を集めそうだ。 【打撃フォーム=9.0点】 これまでは故障が多く、試合出場数も満足いくものではなかった。その打撃フォームも上体に力が入り、結果を求めて外角球を三遊間方向に転がす意識が強かった。ヘッド、左肩が下がるフォームとなってしまい、結果が伴わず。それが今季は自然体で待てるようになり、下半身でタイミングが取れ、最短距離でバットが出るようになった。元来のバットコントロールがよみがえってきたという印象だ。レベルスイングもできており、内角球に対しても軸回転で打つことができ、右方向にも強い打球を飛ばすようになってきている。とにかく・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン