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伊原春樹コラム

今年の交流戦も例年どおり……。パに追いつくためにセもDH制導入を!

 

6月9日、2ランを放った柳田[左]、6回無失点のバンデンハークの活躍などで阪神を下したソフトバンク(3対0)。過去、6度交流戦1位に輝いているが今年も6月11日現在、首位を行く。セの球団がパに追いつく一つの方法論として「DH制導入」があるだろう/写真=湯浅芳昭


 今週いっぱいで早くも交流戦が終了する予定だが、今年もパ・リーグがセ・リーグを圧倒する戦いが続いている。昨年までの12年間通算でパの925勝821敗54分け、今年も6月11日現在、パが43勝28敗1分けと大きく勝ち越しているのだ。

 ひと昔前は「人気のセ、実力のパ」と言われ、オールスター、日本シリーズはもちろん、オープン戦から「セに負けてなるものか」とパの選手は奮い立っていた。だが、パの球団が地域に根付いていった結果、観客動員も増え、人気もセに劣らなくなった。ここ10年くらい、選手のセに対する過剰な対抗意識もなくなっていったのだろう。変に意気込むことなく、単純に相手に全力でぶつかってもパの強さが際立つようになった。

 なぜ、パとセでこれだけ実力に開きが出てしまうのか。これは、よく言われているように、やはり「DH制」の有無が関係しているのだろう。パはDH制があることで投手が打席に入らない。よって、一番から九番まで投手は息つく暇がなく打者と対する。ゆえに自然と体力、技術、精神力が磨かれていくのは間違いないだろう。

 例えば先頭打者の七番が出塁したとする。セの場合、ベンチは八番にまず・・・

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