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伊原春樹コラム

すべての球種が高レベルを誇る若タカ。優勝へのカギを握る石川柊太

 

新人王資格も持っている石川。タイトル獲得には、これからどれだけ白星を稼げるかがカギだ/写真=湯浅芳昭


 安定感は群を抜いている。7月4日のオリックス戦[ヤフオクドーム]、ソフトバンク先発の石川柊太は7回一死まで二塁を踏ませない、無安打の快投を披露した。21人目の打者、小谷野栄一に左前打を許してノーヒットノーランを逃したが、7回1安打無失点。前回登板(6月27日、日本ハム戦=ヤフオクドーム)からは12イニング連続被安打なしだった。

 何より素晴らしいのは力のあるストレートだ。185センチの長身から投げ下ろす剛球は150キロを超える。それが高めにドスンと投じられるのだ。打者が何とか当てても、それはファウルにしかならない。さらに同じ高さから・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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