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梨田昌孝コラム

第5回 ベンチの攻めの姿勢が波及大胆な配球でピンチを脱出

 

 今回は6月1日に行われたセ、パ両リーグの首位チームによる交流戦、ロッテ巨人(QVCマリン)から取り上げたいと思います。ロッテが序盤で3点を先行し、巨人に5、6回の中盤に1点ずつを返され、3対2で迎えた7回二死満塁の守りでした。バッテリー(服部泰卓投手-川本良平捕手)は村田修一選手を打席に迎えました。

 初球は外角速球で見逃しストライク、2球目は内角のチェンジアップで空振りと2球で追い込むことに成功しました。3球目もチェンジアップで、これはワンバウンドでボールに。4球目はまたもチェンジアップでファウルを誘い、勝負球で息詰まるような攻防が続きました。

 そして5球目――。川本捕手は誰もが予想していなかったボールを選択しました・・・

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梨田昌孝の戦術眼2013

梨田昌孝の戦術眼2013

2球団の監督として優勝経験を持つ名将・梨田昌孝の試合回顧コラム。

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