3位以下が混戦模様のセ・リーグで例年に比べ善戦を続けているDeNA。 思わぬ伏兵がその戦いぶりを面白くしている。 それが、内野すべてに加え、捕手まで務めるユーティリティー・プレーヤー・山崎憲晴。 守備を「自らの生きる道」と思い定める山崎の戦いは、ベンチからすでに始まっている。 取材・構成=佐野知香
写真=佐々木譲
ベンチの座る位置から準備は始まっている 2009年の開幕戦に新人ながらスタメン出場。3安打をマークし華々しくデビューしたが、レギュラー定着に至らず、年々出場機会を減らしていた。しかし、今季は自らのアピールポイントである「守備」への徹底した意識で、徐々にチームにおいてその存在を確立してきている。 ◎
今年、僕はプロ5年目を迎えたのですが、開幕前から自分の役割をしっかりつくろうと思ったんです。それで、自分が何をすれば一番チームに貢献できるのかを考えたとき、守備だと思いました。それに、打撃には必ず調子に波があり、打てなくなる時期があります。そのときでも・・・
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