甲子園は3年春のセンバツに出場しました。母校・神戸国際大付は兵庫代表なので、大会期間中の練習はもちろん、学校のグラウンドでやるんですが、宿舎だけは学校から車で10分ほどの距離にある旅館に泊まるんです。出場校の不公平をなくすのが理由でしょうが、不思議な感覚でした。
高校には甲子園の出場校が、練習に来る機会も多かったです。一番、驚いたのは九州国際大付でした。1学年上の榎本さん(現
楽天)たちが、雑木林になっている場外にどんどん打ち込み、ボールがなくなったんです。こんなすごい打球を飛ばす高校生がいるんだなと、驚いたものです。