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ソフトバンク・嘉弥真新也投手「あの日々があったおかげ」/社会人時代のお仕事

 

プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「社会人時代のお仕事」です。

ソフトバンク・嘉弥真新也投手


就職という選択でプロ野球選手の道が開けた嘉弥真


 石垣島の八重山農林高で2番手投手だった僕は、最後の夏が終わっても、なかなか進学先や就職先が決まらずにいました。そこで(沖縄)本島の『ビッグ開発ベースボールクラブ』に所属して、野球を続けられることになりました。

 部員はビッグ開発という、不動産関係の会社で社業にあたります。チームにホームグラウンドがなかったので、場所を借りやすい朝の時間帯に練習。午後に出社して、マンションやアパートの共有スペースを清掃したり、メンテナンスしたりしていました。

 それから3年目にJX-ENEOSから声をかけてもらって、次の年にドラフト指名されて……。今の僕があるのは、ビッグ開発での、あの日々があったおかげです。

写真=湯浅芳昭
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毎週1つのお題に対して野球人が回答。ホンネが思わず飛び出すことも。

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