プロ野球12球団の選手やスタッフに自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「思い出の初○○」です。
ヤクルト・石山泰稚投手「こんな勝ちでいいのかな? と思いました」
初勝利はほろ苦く、忘れられない思い出となった
印象に残っているのは、プロ初勝利ですね。1年目、2013年5月5日の
阪神戦(甲子園)でした。試合の途中から登板して、新井さん(良太、現阪神コーチ)にホームランを打たれて、ロマンの勝ち星を消してしまった記憶があります。でも、チームが打ってくれて、勝てて。ホロ苦いけど、忘れられない初勝利ですね。
そのときの記憶は強くて、僕でいいのかな? こんな勝ちでいいのかな? と思いました。でも、石川(雅規)さんとかに「1勝もできないでやめる人もいるんだから、勝てることはいいんだよ」と言っていただきました。初勝利のボールは、秋田の実家に送りました。忘れないように日付や、対戦相手は書いてありますよ。
写真=石井愛子