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楽天・渡辺直人内野手「不祥事で辞退、自粛から優勝。奇跡でした」/都市対抗

 

プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「都市対抗」です。

楽天・渡辺直人内野手


監督の言葉に考えさせられたという



 三菱ふそう川崎で2回優勝しているんですけど、1回目(2003年)に優勝した翌年は会社の不祥事で辞退。野球部も活動を自粛し、4、5カ月は仕事だけで野球ができなくて。都市対抗予選の前から自粛して、練習が再開できたのはもう寒くなったころだったと思います。次の年(05年)はメンバーが変わらずに優勝するというのが目標。誰もクビにせず、誰も獲らずに。それで優勝したんですよ。奇跡でしたね。号泣しました。

 復活できず終わってもおかしくない状況で、高いモチベーションでやれた。優勝インタビューで監督が「野球部が先に復活しました。次は皆さんの番です」って呼びかけていて、企業が野球部を持つ意味というのを考えましたね。

写真=大泉謙也
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毎週1つのお題に対して野球人が回答。ホンネが思わず飛び出すことも。

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