プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「夏休みの記憶」です。 巨人・高田萌生投手
岡山県新見市にある実家の周りは田んぼや山、川など自然が豊かだったので、小学生のころの夏休みは、よく昆虫を探して遊んだ記憶があります。カブトムシが好きでしたね。
近所の山に、樹液が出ていてたくさん虫が集まる木がありました。その木を蹴ると、上から昆虫が落ちてくるんです。ミヤマクワガタという種類が多かったのですが、雄のカブトムシがいたら「ラッキー!」と、うれしくなりました。
見つけたら家に持ち帰って、飼育ケースで大事に飼いました。毎日エサのゼリーをあげたり、夏休みの宿題として観察日記を付けたり、毎年、夏はカブトムシの世話をするのが日課でした。
写真=BBM