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西武・熊代聖人外野手「『ワンマンチームじゃない』ということを全国で証明できた」/甲子園

 

プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「甲子園」です。

西武・熊代聖人外野手


高校時代は投手だった熊代。甲子園で1対0の完封勝利を遂げている


 2年夏から、3年春、夏と甲子園は3回行かせてもらっているので思い出はいろいろあります。

 一番は3年夏、近江高戦での1対0の完封勝利ですね。自分で言うのもどうかと思いますが、当時はエースで四番だったので「今治西は熊代のチーム」と周りから言われていました。でも、実際はそうではなくて。僕が抑えられていたのは、みんなが守ってくれたから。

 その象徴だったのが、あの試合。僕は1安打しか打ってなくて、五番の笠原という選手の決勝打で勝った。甲子園という舞台で、僕以外の人が打って、みんなで守って1対0と完封したことで、「ウチはワンマンチームじゃない」ということを全国でも証明できたことが、本当うれしかったです。

写真=BBM
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毎週1つのお題に対して野球人が回答。ホンネが思わず飛び出すことも。

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