もし、大谷と投打で対戦したら、策を講じて結果を出す/写真=小山真司
「来た球を打つ」天才型は料理しやすい
この号が出るころには、もはや6試合にわたる日本シリーズの熱戦の余韻も薄れているころだろう。前号同様、当ページの締め切りの関係で、話題に時差が生じてしまうことをお許し願いたい。
日本一が決まった第6戦(マツダ
広島)、
日本ハムは中6日のローテーションで先発が予想されていた
大谷翔平を温存した。大谷は投打にわたるチームの中心選手。シリーズの決着をつけるべき試合で、その中心選手を投打双方でまったく使わず、日本一になるという不思議な結末を迎えたわけだ。私なら、1戦必勝。第6戦に大谷を使う。私には到底できない采配だった。
日本シリーズの話をしていたとき、編集者に「野村さんがもしキャッチャーとしてバッター・大谷と対戦するなら、どんな配球をしますか?」と聞かれた。
「時代を超え、
杉浦忠さんをリードし、大谷選手を打ち取るとしたら?」
それはもちろん、真っ向勝負・・・
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