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野村克也の本格野球論

野村克也が語る「監督の野球観」

 

キャンプで監督の野球観をチームに浸透させることができたか。それがシーズンのカギを握る/阪神・金本監督。写真=BBM


良い結果が出たときのキャンプは充実していた


 平昌五輪が終わり、日本選手団は冬季最多となる13個のメダルを獲得した。申し訳ないが、私はウインタースポーツにほとんど関心がなく、「なんとなく(テレビをつけて)見ていた」という程度だった。そんな中、不思議に思ったのはフィギュアスケート男子だ。女性のように華麗に舞い、踊る。男子競技であるにもかかわらず女性らしい動きやしぐさをもって競うのが、どうにも理解できなかった。

 これは余談になるが、羽生結弦に宇野昌磨がまるで小さな弟のようにチョロチョロくっついているのを見て、イチロー川崎宗則(ソフトバンク)の2人を思い出してしまった。やはり私にとっては、野球が一番なのだ。これほど体も頭も使う、奥の深いスポーツは、ほかにはないと自負している。

 2月のキャンプ取材では、何人かのルーキーや若手選手と対談の機会を得た・・・

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野村克也の本格野球論

野村克也の本格野球論

勝負と人間洞察に長けた名将・野村克也の連載コラム。独自の視点から球界への提言を語る。

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