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野村克也の本格野球論

野村克也が語る「岡本和真」

 

高橋監督も腹を据え、岡本を四番として使い続けてもらいたい/写真=高原由佳


日本球界をビジネスと考える外国人監督


 7月3日、神田神保町の三省堂書店で拙著『野村克也からの手紙〜野球と人生がわかる二十一通』のサイン本お渡し会を行った。事前予約をしてくださった100人の方に、直筆サイン入りの本を手渡しする仕組みだ。3日で予約がいっぱいになったそうだから、私もまんざら捨てたものではないのかな(笑)。

 当日は、「南海ファンだった」という方が多く、ちょっと驚いた。中には、楽天の『背番号19』のユニフォームを着てわざわざ仙台から来てくださった方も。大人の中に混じって唯一参加してくれた子どもさんは、野球をやっているそうで、礼儀正しく将来が頼もしかった。

「野村さん、ベイスターズの監督をやってください」という人も、何人かいたな。イベントの性質上、ゆっくりその理由を聞くことはできなかったが、外国人監督ではダメということか。

 外国人監督の場合・・・

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野村克也の本格野球論

野村克也の本格野球論

勝負と人間洞察に長けた名将・野村克也の連載コラム。独自の視点から球界への提言を語る。

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