受け継がれる応援歌と背番号
グラウンドにその姿はなくとも、代名詞といえるファンファーレと背番号「26」は、17年も広島には欠かせない。受け継いだ選手たちとファンへのメッセージを送る。 ──廣瀬さんの「始まりの鐘が鳴る」は菊池選手に受け継がれました。
廣瀬 キクは僕の弟分みたいな存在ですね。僕の引退試合ではヘッドスライディングをしてくれて、僕に何かを「見せよう」という気持ちでプレーしてくれたと思いますし、僕がライトの守備に就くとき、最後のキャッチボールの相手にもなってくれました。僕の応援歌はなくなってしまうと思っていたんですよ。引き継いでもらうことによって、これからも球場で流れてくれるのはうれしいですし、キクもそれを喜んでくれていますから、2人で築き上げられたんじゃないかと。これからは菊池の色に染めてもらいたいですし、さらにいろいろな伝説をつくることのできる男だと思っています。「純さんの曲だ」とちょっとでも思ってくれたらうれしいですね。
──背番号26は
中田廉投手に引き継がれました。中田投手は自身のインスタグラムで「純さんからは本当に熱い言葉をもらいました」と報告していましたが。
廣瀬 まず最初に・・・
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