50メートル5秒9を誇る脚力を前面に押し出したプレースタイルに注目が集まる阿部健太郎。今年の大学生は好遊撃手が多いが、春の神宮でも十分、そのポテンシャルを発揮。秋は自チームを優勝へ導き、有終の美を飾りたい 帝京高時代には甲子園にも出場した選手。高校時代から足と守備面では注目を集めていたが、大学では課題だった打力にも磨きがかかった。今春の東都リーグ戦では、打率3割をクリアした。今年の大学生の遊撃手では中京学院大・
吉川尚輝、日大・
京田陽太、早大・
石井一成など上位候補に挙がる選手が多いが、秋の結果次第では、評価はまだまだ上がっていく素材。今後も各球団のスカウトはネット裏から熱視線を送ることになるだろう。
打撃フォーム(7.5)では軸足となる左足に体重を乗せることがうまくできていない。トップが浅い点も気になる。ノーステップ気味に打つこともある。脚力があるので、早く走り出したいのは分かるが、しっかり振り切ることも重要だ。スイング自体には変なクセはないので、体重移動を覚えていけばもっと良くなる。タイミングの取り方はうまい。大学の先輩にあたる
ロッテ・鈴木や
オリックス・小島を参考にしてみてはどうか。
今春リーグ戦で13四死球を選んだ点は評価できるが・・・
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