2014年春のセンバツ4強左腕・田嶋大樹は2年前、プロ志望届の提出を見送った。確固たる実力を植え付けるため、強豪社会人へ進んだ選択肢は正しかった。“会社の看板”を背負って投げてきた経験値が大きな武器だ 佐野日大高では3年時にエースとしてセンバツに出場し、チームを4強に導いた左腕。高校時代から各球団のスカウト陣がドラフト上位候補に挙げていた素材だったが、プロ志望届を提出せずにJR東日本に入社した。社会人では1年目から登板機会を与えられ、順調に成長している。大舞台での経験も豊富で、来秋ドラフトでは上位候補になるだろう。特に左の先発投手を欲しい球団は、最上位で指名する可能性も秘めた投手と言える。
投球フォーム(8.5)は上下のバランスの良さが持ち味。下半身主導の形ができており、体重移動もスムーズ。ヒジの使い方が柔らかく、リリース時にボールに力を伝えられている。気になる点を挙げれば・・・
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