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Vol.13 鈴木萌斗(作新学院高・外野手) 攻守走にアグレッシブ。センバツでの成長に期待

 

3月19日に開幕するセンバツで、史上5校目の「夏春連覇」を狙うチームのリードオフマン・鈴木萌斗。旧チームでは54年ぶりの全国制覇を経験しており、大舞台でも臆するところはない。理想の斬り込み隊長役である。


 作新学院高では、1年秋からベンチ入りした左の巧打者。昨夏の甲子園決勝では途中出場ながら攻守走で持ち味を発揮し、54年ぶりの全国制覇に貢献している。

 新チーム結成以降は一番打者として、チームを勢いに乗せる役割を担っている。今秋ドラフトでは十分に対象選手に入ってくる。まずは今春センバツでどんなプレーを見せてくれるか楽しみにしている。素材型の選手だけに、最後の夏までさらに、成長するだろう。

 打撃フォーム(8.0)は変なクセはない。左投手に対して肩が開かないので、「左対左」を苦にしない点もいい。ただ今後、上のステージへ向けては、改善すべき点も見受けられる。バックスイングがやや・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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