早実1年夏の甲子園では背番号11を背負ったことで、かつての先輩とだぶらせ「荒木大輔二世」と言われた。八木健太郎は、大学では野手に専念、俊足好打の外野手に成長している。 中学時代から大舞台で経験を積んできた外野手。早実時代には1年夏の甲子園にも出場し、早大では1年秋から東京六大学リーグ戦の舞台に立った。3年春から外野のレギュラーに定着。派手さはないタイプの選手だが、足が魅力で、上のレベルでさらに成長が見込める素材。春は打率.231と思うような成績が残せなかっただけに、秋のリーグ戦での結果が大事になる。夏のキャンプやオープン戦で鍛錬を積み、最後のシーズンでアピールをしてもらいたい。各球団のスカウトは、内容と結果の両面を見ていくことになるだろう。
打撃フォーム(7.5)は変なクセはなく、スイングの軌道も悪くない。ただ、トップが浅く、当てにいく形が目立っている。球を迎えにいく傾向があるので、できるだけ引きつけて、呼び込んで打つ練習を繰り返したほうがいい。リストは強く、ミート力もあるので、フォームを見つめ直すことから始めるべきだ。いい形で固まってくれば、打率は残せる選手だと思う。
今春リーグ戦では11試合で6四死球。選球眼(7.0)は一番打者としてはまだ物足りない。追い込まれてから低めの変化球に・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン