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Vol.38 宮本丈(奈良学園大・内野手) 内野ならどこでも守れ打撃、脚力も大学トップレベル

 

昨秋まで近畿学生リーグで15連覇を遂げていたが、今春、優勝を逃してしまった。全国舞台でプレーを確認したかったNPBスカウトも多かったが、昨年までにすでに実力は実証済み。宮本丈は、攻守に高いレベルにある。


 履正社高では1年秋からベンチ入りし、甲子園には2度出場した内野手。奈良学園大では1年春からショートのレギュラーをつかみ、4年春までに積み上げた安打は97本。バットコントロールが良く、センスが光る選手だ。今春はリーグ戦の優勝が15季でストップしたものの、大学日本代表に選出されるなど、大学生ではトップクラスの力を持つ。主将として臨む大学ラストシーズンでは、チームを優勝に導く活躍を期待したい。内野手が補強ポイントとなる球団のスカウトは、最後まで追いかける対象になるだろう。

 打撃フォーム(8.5)はスイングスピードが速く、軌道もいい。下半身をどっしりと使って打ちにいくので、頭がぶれない点もいい。課題を挙げるとすれば・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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