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Vol.40 楠本泰史(東北福祉大・外野手) 逆方向へも本塁打を打てる高い技術と対応力

 

8月20日に第29回ユニバーシアード競技大会が台湾・台北で開幕。大学日本代表の主砲を担う左の強打者・楠本泰史は国際舞台で実績を上げている。7月の日米大学選手権では首位打者。帰国後、秋のプレーも見逃せない。


 中学時代には青葉緑東シニアで松井裕樹(現楽天)とチームメートで、花咲徳栄高では3年春にセンバツに出場。甲子園では思うような成績を残せなかったが、俊足好打の選手としてスカウトの目に留まった素材だ。東北福祉大では1年春からリーグ戦に出場し、大学日本代表にも名を連ねた。今春からは内野から外野にコンバートされ、守備面でも成長を見せている。経験豊富な選手だけに、各球団のスカウト陣は秋のリーグ戦まで動向をチェックすることになりそうだ。

 打撃フォーム(9.0)は右足を小刻みに動かしながらタイミングを計る。投手のモーションに合わせて高く足を上げる形だが、軸足となる左足に・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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