週刊ベースボールONLINE


Vol.42 鈴木博志(ヤマハ・投手) 1位候補にリストアップ。157キロ右腕は先発&守護神に適性

 

鈴木博志は高卒3年目、今夏の都市対抗は自チームで東京ドームの地を踏むことはできなかったが、補強選手(新日鐵住金東海REX)で22年ぶりの8強進出に貢献。パワーピッチャーとしての評価は、うなぎ上りだ。


 恵まれた体格から球質の重いボールを投じる本格派右腕。磐田東高時代には甲子園出場経験はないが、当時から素材の良さは注目されていた。プロ志望届を提出せずにヤマハに入社し、順調に成長していった。

 今年7月の都市対抗では新日鐵住金東海REXの補強選手として、救援で存在感を発揮した。今年のドラフト候補に挙がる投手の中では、トップクラス。当然、1位候補になってくるだろう。

 投球フォーム(9.0)はオーソドックスな形となっている。ワインドアップから体全体を使って投げる。力強さがあり、下半身の粘りも出てきた。腕の振りがいいので、打者には・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

プロフェッショナルレポート

プロフェッショナルレポート

元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング