負ければ終わりの厳しい戦いの中で、結果を求めてきた。チームでは抑え役を任され、ここ一番で力を発揮。帝京大時代にプロ志望届提出も指名漏れ。社会人での2年間を経て、西村天裕は、10月26日のドラフトを待つ。 県和歌山商高では甲子園出場経験はないが、帝京大では1年春にリーグ戦デビューを果たすなど、大学で順調に成長してきた右腕。NTT東日本では今年の都市対抗東京2次予選でJR東日本相手に6回無失点の好救援を見せるなど、負けられない一戦でも結果を残した。チームが優勝を飾った都市対抗では中継ぎで2試合に登板も、不本意な結果に終わったが、夏場以降の試合では本来の投球を取り戻してきた。スピードボールが魅力で、ドラフト上位候補に入ってくる。各球団のスカウトたちはドラフト直前まで動向をチェックする素材だろう。
投球フォーム(8.5)はワインドアップからゆったりと左足を引き上げる。テークバックは小さく・・・
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