2017年のドラフト候補をピックアップしてきた連載も、今号が最終回である。最後を飾るのは今夏の甲子園で全国制覇へ導いた150キロ右腕・清水達也だ。 花咲徳栄高では3年夏にエースナンバーを背負い、先発・
綱脇慧(3年)からつなぐ救援として甲子園で優勝に貢献した本格派右腕。大会後には侍ジャパンの一員としてU-18ワールドカップでも活躍した。大舞台で自分の投球をアピールできたことで、12球団のスカウトたちの評価を上げたことだろう。チームの投手編成次第だが、中継ぎやセットアッパーとして、ドラフト候補に挙がっている。まだ伸びしろがある投手だけに、今後の飛躍が楽しみだ。
投球フォーム(8.0)は上体の力が強く、下半身との連動がまだ不十分。もう少し下の力を上に伝えて投げられるようになると、球持ちも良くなり、打者からすればタイミングが取りにくいフォームになる。リリース時にすべての力が指先に集中するように、日々のキャッチボールから意識して取り組んでもらいたい。腕の振りや球の回転はいいので、とにかく下半身主導の形を習得してほしい。
今夏の甲子園で計測した最速150キロのストレートが一番の・・・
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