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Vol.47 清水達也(花咲徳栄高・投手) 強気に攻める150キロ右腕。セットアッパーに適性

 

2017年のドラフト候補をピックアップしてきた連載も、今号が最終回である。最後を飾るのは今夏の甲子園で全国制覇へ導いた150キロ右腕・清水達也だ。


 花咲徳栄高では3年夏にエースナンバーを背負い、先発・綱脇慧(3年)からつなぐ救援として甲子園で優勝に貢献した本格派右腕。大会後には侍ジャパンの一員としてU-18ワールドカップでも活躍した。大舞台で自分の投球をアピールできたことで、12球団のスカウトたちの評価を上げたことだろう。チームの投手編成次第だが、中継ぎやセットアッパーとして、ドラフト候補に挙がっている。まだ伸びしろがある投手だけに、今後の飛躍が楽しみだ。

 投球フォーム(8.0)は上体の力が強く、下半身との連動がまだ不十分。もう少し下の力を上に伝えて投げられるようになると、球持ちも良くなり、打者からすればタイミングが取りにくいフォームになる。リリース時にすべての力が指先に集中するように、日々のキャッチボールから意識して取り組んでもらいたい。腕の振りや球の回転はいいので、とにかく下半身主導の形を習得してほしい。

 今夏の甲子園で計測した最速150キロのストレートが一番の・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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