大卒ルーキーだった昨年、36年ぶりの都市対抗制覇を飾り、若獅子賞を受賞。また、11月の日本選手権でも4強進出に貢献し、チームから絶対の信頼を得た。2年目はドラフト解禁年。大学の同級生・黒木優太(オリックス)が昨年、プロで活躍したことも大きな刺激になっている。 取材・文=小中翔太、写真=松村真行 入社1年目から都市対抗と日本選手権初戦の先発を任されるだけに、ベンチからの信頼は厚いものがある
常時140キロ超のキレのあるストレートを軸に、カーブ、ツーシームで打者のタイミングを外す。立正大時代からプロ注目の存在だった
堀誠は、好投手がひしめくNTT東日本でも、1年目から先発の一角を任されてきた。
7月の都市対抗デビューは、大事な初戦の先発。堀にとっては人生初の全国大会だった。東京ドームは独特のムード。
「応援もすごくて、フワフワしている感じで緊張もしたんですが、淡々と投げることが僕の持ち味。評価してもらっているところでもあるので、そこは崩さずにいきたいなと思い投げました」
三菱重工神戸・高砂を相手に初回こそ2ラン本塁打を浴びたが、2回以降は立ち直り、6回2失点で勝利投手。無四球の安定感も光った。立正大時代・・・
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