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栗林良吏(名城大・投手) 投手キャリア4年で「上位候補」へ大飛躍

 

愛知大学リーグでは3年秋の終了時点で通算24勝。大学野球において20勝は「一流」、30勝は「超一流」の目安と言われており、1年春から離脱せずに投げてきたスタミナも、プロから見れば「高評価」に値する。今春は全国での結果を求める。

昨年11月の明治神宮野球大会1回戦[対九州共立大]では、8回7失点で初戦敗退を喫した。その悔しさはラストシーズンの投球にぶつけるだけだ/写真=川口洋邦


 本格的に投手となったのは、高校3年になってから。それから、わずか4年。今や、大学球界屈指の速球派として、ドラフト上位候補に名を連ねている。最速153キロを誇る名城大の栗林良吏だ。

「プロには行きたい。でも、今の力では行っても活躍できる自信がない。だから、今年は春秋とも神宮に行きたい。行って、勝って、自信をつけたい」

 1年春にいきなり5勝を挙げ、新人賞。150キロを超える快速球を武器に愛知大学リーグ通算24勝、ベストナイン3度、敢闘賞2度の実績を誇りながら「自信がない」とは……。謙虚な姿勢に感心するが・・・

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