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ヤクルト川端慎吾へと渡ったバトンは、巨人のいぶし銀・寺内崇幸へ。そして寺内は、07年から西武移籍の11年途中までともにプレーした星孝典へとメッセージ。互いに厳しい定位置争いを勝ち抜き、日本最高峰の舞台での対戦を望んだ。

第12回 川端慎吾選手から寺内崇幸選手へのメッセージはこちらから!



寺内崇幸 巨人/内野手
てらうち・たかゆき●1983年5月27日生まれ。栃木県出身。177cm74kg。右投右打。栃木工高からJ R東日本を経て06年大学・社会人ドラフト6巡目で巨人に入団。昨季は自己最多の114試合に出場し、オールスターにも初出場。日本シリーズでは、第2戦で田中将大から本塁打を放った。13年の成績は114試合出場、打率.225、54安打、2本塁打、12打点、6盗塁。

 川端君は後輩の面倒見が良い好青年。宮本慎也さんとの松山(愛媛県)での自主トレに、他球団から参加させてもらっている僕にもとても良くしてくれるんです。そんな川端君の質問に答えましょう。

 確かに、僕はイジられキャラです(笑)。あまり怒ったりしない方なので、後輩たちも接しやすいんだと思うんです。誰からイジられる?

 主に長野、坂本ですね(笑)。ただ、そこは愛情があってのもの。そうやって、ベンチ、ロッカーの雰囲気が良くなれば最高ですね。

 さて、僕がバトンを回すのは星さんです。歳が近いこともあり、ジャイアンツ時代はとても仲良くさせていただきました。

 B型同士だからでしょうか。とても気が合って、ベンチやロッカーでも一番よく話をしたんじゃないかと思います。星さんの提案で“B型Tシャツ”を作ったりもしましたね。

 西武に移籍されてからはなかなか会う機会がありませんが、交流戦やその先の日本シリーズで戦う際は、お互いに先発で試合に出て、打者と捕手として対戦できるように頑張りましょう。

 そうそう、星さんは音楽が大好きで、ロッカーのBGM係をやっていましたよね。今でも続けているんでしょうか?また食事に誘ってください!!


星孝典 西武/補手
ほし・たかのり●1982年5月4日生まれ。宮城県出身。176cm82kg。右投右打。仙台育英高から東北学院大を経て、05年ドラフト6巡目で巨人に入団。巨人では出場機会に恵まれなかったが、11年途中に西武へ移籍すると、第2捕手としてチームを支え、欠くことのできない存在となった。13年の成績は、40試合出場、打率.179、5安打、0本塁打、1打点、1盗塁。
持ち球リレートーク

持ち球リレートーク

NPB現役投手の奥義を大公開! 持ち球の握りを披露しつつ、自らにとって、どんな球種かセルフ解説をする連載。プロの投手から見てスゴイと思う球種を数珠つなぎで展開する。

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