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2014年の頂上決戦を戦った相手、阪神・鳥谷敬からバトンを受けた松田宣浩。鷹のホットコーナーを務める松田が指名したのは、ライバル視するあの男だ



軽く振って飛距離を出せる極意を教えてください!


 よく「松田はいつも元気があるな」って言われますけど、自分としては意識して声を出そうとか、元気を出していこうと思ってプレーしたことはありません。声とか元気は野球を始めたころから、自然発生的に出ているものですね。

 僕は声あっての野球選手、元気あっての野球選手だと思っています。意識せずに声が出ることで、自分の動きも自然とよくなりますしね。ただ、その部分を周りの方にほめられると、やっぱり素直にうれしいですよ。何か自分を認められたような錯覚(?)にも陥ります。普段は違うリーグで戦う鳥谷さんに言われると、余計にうれしいです。ありがとうございます。

 では、僕が次に回すのは、西武中村剛也選手です。同じ1983年生まれで、ポジションも一緒。自分にとってはライバルのような存在です。だって本塁打王を5回も獲っているんですよ。これってなかなかの記録じゃないんですか。しかも31歳でですよ。

 だから僕が「おかわり君」に聞いてみたいのは、何であんなに軽く振っているように見えて、飛距離を出せるのかということです。僕なんか目いっぱい振って、やっと本塁打が出るという感じなんで。打者としてのタイプは違うかもしれませんが、絶対に極意があるはずなんです。チャンスがあれば聞いてみたいですね。


松田宣浩●まつだ・のぶひろ 1983年5月17日。31歳。右投右打。180cm89kg。滋賀県出身。中京高−亜大−ソフトバンク06希。鷹のホットコーナーを務める元気印。
持ち球リレートーク

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NPB現役投手の奥義を大公開! 持ち球の握りを披露しつつ、自らにとって、どんな球種かセルフ解説をする連載。プロの投手から見てスゴイと思う球種を数珠つなぎで展開する。

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