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キーマンインタビュー

DeNA久保康友 投手としての価値

 

年齢を重ねて見えた自分自身



──経験豊富なベテランとして期待されていますが、久保投手は自身のことを中堅選手だと考えているそうですね。

久保 僕は体の使い方にしても、投球にしてもまだまだバラバラなところがあって、ムダが多いんです。ただ逆に言えばその分自分には伸びしろがあると思っています。そういった意味で、自分はまだ中堅ですね。

――以前「年をとって周囲が見えるようになってきた」と言っていましたが、それは自分自身についてもですか。

久保 当然そうですね。若いときには能力任せでやっていたんですけど、今なら、俺はここの能力が高いんだとかが分かる。だからここの長所を伸ばしていこうとか、苦手な部分を平均点まで上げようとか、勝負するためにはどうしたらいいのかを自分で選択できるようになりました。

 体力的にも20代のころに比べて1時間ぐらい長く自分でしっかり準備をしなければいけないんですけど、その分しっかり動けていますし、効率の良い体の使い方を分かってきたと思います・・・

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