10年ぶりの優勝を果たした西武にあって、欠かせない存在だった。森友哉、炭谷銀仁朗とともに扇の要を担った岡田雅利。「三枚目」の捕手が担う役割は大きい。 文=中島大輔 写真=桜井ひとし、BBM ふくらんだ危機感
生まれ変わっても、キャッチャーをやりたいですか?
その質問の答えに、岡田雅利という選手の醍醐味が詰まっていた。
「やりたいです。斉藤和巳(元ソフトバンク)さんみたいにカッコよかったら、ピッチャーをやりたいけど(笑)。キャッチャー、面白いです」 2014年ドラフト6位で大阪ガスから西武に入団した岡田を一言で表せば、「三枚目」の捕手となる。
10年ぶりのリーグ優勝を達成した今季の西武で最も多く先発マスクをかぶったのは森友哉で74試合、炭谷銀仁朗が41試合で続き、岡田は28試合で第三捕手の位置付けだった。
チームにおける序列に加え、そのキャラクターはまさに「三枚目」にふさわしい。例えば・・・
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