ルーキーイヤーの先発出場は3試合に終わったが、数少ないチャンスで攻守走に躍動。高い野球センスをうかがわせる鮮やかなプレーは、将来性を感じさせるには十分だった。かつて丸佳浩、田中広輔が着けた“出世番号”63を背負う22歳の若武者・西川龍馬が、2年目の意気込みを語る 取材・構成=吉見淳司、写真=前島進、BBM 手応え得た新フォーム
ドラフト5位入団のルーキーは昨季、開幕前から注目を集めていた。1月の合同自主トレで左右に打ち分ける柔らかい打撃を披露し、先輩たちをうならせた。シーズンがスタートすると、途中出場がメーンながらも9月中旬まで打率3割をキープ。確かな打撃技術を見せつけた。だが、自身は残した数字に満足していない。秋季キャンプでは新打撃フォーム習得に励み、上々の成果を得た。 ――1年目を振り返って、どんなシーズンとなりましたか。
西川 終わってみて、あれほど一軍で出場できるとも、出番があるとも思っていなかったので、いい経験をさせてもらいました。
――ルーキーの中には、プロの投手の球のスピードや変化球のキレに戸惑う選手も多いですが、西川選手はいかがでしたか。
西川 ある程度は社会人と近い部分があったと思います。めちゃくちゃ違うということはなかったですね。だからすんなりスタートできたのかもしれません。
――ちなみに、自身の1年目に点数をつけるとすると・・・
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