週刊ベースボールONLINE

いま、話を聞きたい人

日本ハム・松本剛インタビュー 6年目の新境地 「来シーズンの保障なんてない。常に危機感を持ってやっている」

 

パ・リーグ5位に低迷する日本ハムで希望の光となっているのが、プロ6年目の松本剛だ。4月23日に一軍に昇格すると交流戦で打率.396のハイアベレージを残し、大ブレーク。もはや栗山野球に欠かせない存在となった新進気鋭の24歳が、まだ見ぬ新境地へと足を踏み入れようとしている。
取材・構成=松井進作、写真=榎本郁也、松村真行(インタビュー)、高原由佳、湯浅芳昭 ※成績・記録は10月1日現在


仲間たちの活躍が大きな刺激に


──2017年のペナントも最終盤を迎えています。過去5年間とは違う体や精神面の疲れに加え、これまで感じたことのない充実感もいまはあるのではないですか。

松本 本当にそうですね。いままでこうやって一軍でずっとスタメンに出る機会なんてなかったですし、ようやくプロ野球選手として仕事をしているなという感じです。もちろん肉体的にも精神的にも疲れは少なからずありますけど、それ以上にようやくプレーでチームの勝利に貢献できるようになったことが一番うれしいですね。

──過去5年で一軍でのヒット数はわずかに7。それが今シーズンは100本を越える数字を積み重ねてきています。テクニカルな面で何か変えたこと、また、これだけ結果が出るようになった要因はご自身ではどこにあると思っていますか。

松本 いろいろと変えてはいるんですけど、なかなか「これが正解」というものが見えてこないのがバッティングなので。それでも強いて言えば、現在は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

今、話を聞きたい人

今、話を聞きたい人

週刊ベースボール編集部が注目する選手にフォーカスするインタビュー企画。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング