広島の強さは、土台を作り上げてきた積み重ねによるものや。この牙城を崩すには、ほかの5球団は相当な強化が必要やわ/写真=前島進
広島・緒方監督は自信に満ちあふれているわ
監督というポジションを経験した身として、この2文字は、やっぱりつらく感じる。「辞任」──。そう、残り試合がありながら、
オリックスの福良(
福良淳一)監督が今季限りでの辞任を表明した。球団も了承し、今後は新監督決定に着手することになった。(※その後、
西村徳文ヘッドコーチが新監督に就任することが発表された)
どこの世界でも、求められるのは結果よ。そこに至るまでのプロセスは大切だけど、やはり結果が求められるのが勝負の世界。監督という立場は、責任を一身に背負う。結果が伴わなければ責任を取る。いわば“宿命”。オレも2度、こんな経験をしてきている。
福良監督には、ご苦労様……と言葉をかけたい。その一方で、“お見事”と叫びたいのが広島の緒方(
緒方孝市)監督。9月26日、広島が
ヤクルトを破り、地元広島で優勝を決めた。それもリーグ3連覇よ。これはスゴイ。ホンマ、強さを存分に示したシーズンやったと思うね。
リーグ優勝が決まったタイミングで「あらためて広島の強さについて……」との要請があった。そこでオレは考えた。広島の強さ……か。そして結論が出た。それは・・・
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