「打撃センスは一級品」の評価を得て14年ドラフト4位で入団。ルーキーイヤーは三軍が主戦場だったが、2年目の今季は二軍選手にステップアップしただけでなく、5月には一軍の打席も経験した。順調に成長を遂げる若鷹が見据える未来。 先輩・内川からのアドバイス
豊かな潜在能力を開花させようとしている。2年目の今季、規定打席にはわずかに届いていないものの、ウエスタン・リーグで.349(6月7日現在)と高い打率を残している。「ウエスタンで首位打者を獲りたい」。今季初めに立てた目標へ一直線に進んでいる。
ルーキーイヤーだった昨季の主戦場は三軍で二軍戦はわずか9試合のみの出場。打率は.182だった。
「昨季まではバットを短く持って当てにいっていた。今は木のバットに慣れたこともあって、強い打球を打とうと、長く持っていますね。そういう意識がいい結果につながっているのは事実です」
真っ黒に日焼けした顔には自信がみなぎる。
今季の飛躍の要因には、オフに球界を代表するバットマンと行った自主トレが挙げられる。昨年末、それまであまり話をしたことがなかった同じチームの先輩・
内川聖一に意を決して電話を入れた。右打ちと左打ちの違いこそあるものの、昨季まで7年連続打率3割を残す球界随一の技術をしっかり見たい、教わりたいという気持ちの表れだった。
内川には打撃フォームの中で・・・
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