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ファーム選手クローズアップ

巨人・山本泰寛 1年目にきっちりと下地作りを

 

高い身体能力をフルに生かしつつ、正確な守備が魅力の遊撃手である。打っても一軍デビュー戦で初安打を記録。坂本勇人を脅かす存在となれるか。


 新人ながら5月11日までに二軍戦で30試合に出場し、打率.280、14打点を記録するなど、プロとして順調にスタートを切った。山本泰寛は「結果は出ていると思うけど、まだまだやるべきことが多いです。細かいところを詰めてやっていきたい」と自らに厳しい評価を下す。

 高橋由伸監督と同じ慶大からドラフト5位で入団した。もともと、安定した守備力に定評がある内野手だが、さらなる向上を誓っている。「いい形で打球に入れるようにしたいです。まだまだ未熟な部分がある」と足の運び方など、ロスをなくすことが目下のテーマだ。

 4月30日から5月3日までは一軍に初登録され、全体練習前に個別ノックを受けるなど井端弘和コーチから指導を受け、坂本勇人のプレーも目に焼き付けた・・・

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