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ファーム選手クローズアップ

広島・船越涼太 プロの階段を上昇中のイケメン捕手

 

捕手としての経験は少ないが、だからこそ伸びしろは多い。入団1年目で早くもファーム1番手に座る有望株。ベテラン捕手を手本に、一軍初出場を目指している。


 新人捕手が埋めようとしているものは、ブランクだけではない。捕手として不足する経験則と技術力を高めるため、研磨の日々を過ごしている。広島の二軍捕手でチーム最多出場を誇る船越涼太は、打撃では打率2割後半を残す。端正なマスクの頭の中は、守備のことで頭がいっぱいだ。「まずは守りができないといけないと思っています。捕手は試合に出ないと分からないことが多い。収穫もありますが、課題も多い。すごくいい経験ができていると思います」。プロ野球人生だけでなく、王子入社後に本格的に始めた捕手人生も、まだ始まったばかりだ。

 2月8日、一軍春季キャンプのシート打撃でチーム1号を放った。衝撃デビューも、翌9日に右肩痛で離脱。大きく出遅れた。約1カ月のリハビリを経て、二軍に合流するも簡単に出場機会を与えられるほど甘くはない。「感覚的にちょっと遅れている」ことも影響し、しばらくは途中出場が続いた・・・

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