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ファーム選手クローズアップ

阪神・竹安大知 将来性豊かな総合力投手

 

アマチュア時代の2014年オフに右ヒジのトミー・ジョン手術を受けた。ルーキー1年目は5月から実戦登板を開始。“ニュー竹安”を作り出すために、ヒジの張りと闘う日々を送っている。


 もう元の右ヒジとしては戻ってこない。これまでの感覚をすべて消し去り、竹安大知は新しいヒジの感覚をつかむことにまい進する日々だ。昨年のドラフト会議の前には、投げられるまでに回復。だがこのときはプロに入るためスピードボールとフォークを駆使し、打ち取っていた。

 しかし、プロに入れば、日々同じ体の状態を保たなければいけない。ヒジの痛みは一進一退。最近ようやく、その痛みが手術後に起こるものなのか、投げた後の張りなのかが分かるようになってきた。

 その中で5月に入りファームの試合に登板し始めた・・・

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