攻守走の3拍子に加え、内外野どこでも守れる貴重な存在へ。自らのカベを突き破り、必ず飛躍のときを迎えてみせる。 吉田雄人のプロ3年目は、挑戦のシーズンとなった。昨年まで外野手だった吉田雄は、今年の春季キャンプで遊撃手にコンバートされた。外野から内野へのコンバートはまれだが、遊撃手の
安達了一が1月に潰瘍性大腸炎と診断されキャンプに参加できなくなったこともあり、吉田雄に白羽の矢が立った。3月以降は二塁手にも取り組み、投手、捕手、一塁をのぞくすべてのポジションでウエスタン・リーグに出場している。
「投手、捕手以外の野手7人が全員1年間フルに出続けるチームなんてないですよね。だからチーム状況によってどこでも守れる選手って、絶対に戦力になると思う。今はまだ中途半端だけど、なんとか自分の殻を破って、そういう選手になりたいと思っています」
もちろん目標は一軍でレギュラーを獲ることだが、誰しもきっかけが必要だ・・・
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