高校時代に痛めた右ヒジの強化とともに自分の投球を追求していく日々。昨年ほとんど味わえなかった充実感に今、包まれている。 昨季とは違う、柔らかい、一方で決意に満ちた表情──。
松本裕樹はプロ2年目の終盤を迎えている。「自分の球が少しずつ投げられるようになってきた」。階段を上がっている実感がある。
盛岡大付高3年夏、右ヒジを痛めたまま、甲子園のマウンドに上がった。思うような投球ができなかった。不安を抱えたまま、
ソフトバンクに2015年ドラフト1位で入団した。力強い球を投げる周囲に引きずられることなく、地道にリハビリ、体の強化を続けた。4月に初めてブルペン入り。10月25日のみやざきフェ
ニックス・リーグでプロ初実戦に臨み、1回を無安打無失点で抑えた。
年が変わり、
斉藤学三軍投手兼リハビリ担当コーチからは・・・
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