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進め!次代のスター候補たち ファーム便り

DeNA・尾仲祐哉 キレで勝負する1年目右腕

 

キャンプからドラ1の濱口遥大らとともに即戦力として期待された右腕だ。その期待に応えるように一軍デビューを果たしたが、同時にプロの厳しさを肌で感じた。現在はファームで一軍再昇格へ腕を振る。

投手/1年目/22歳


 あっという間の3試合だった。挫折も味わった。だが、投手としてもう一段階、上に行けるという手応えもつかんだはずだ。

 ドラフト6位ルーキーの尾仲祐哉はシーズン早々に一軍登板を果たしたものの、計6回1/3を投げて8失点、防御率11.37という数字を残して二軍に降格した。

 広島経済大からプロ入りし、一軍のキャンプに参加した。開幕一軍こそ逃したが、5月9日に一軍に合流すると、その日の中日戦[岐阜]で2回無失点としてプロデビューを飾った。だが16、18日の広島戦[尾道、マツダ広島]ではそれぞれ5、3失点と精彩を欠き、出場登録を抹消された。「追い込んでからの1球がなかった」「ボールが先行した」。セ最強のチームを相手に実力が浮き彫りになった。「二軍に落ちてショックだったし、正直、(プロの舞台で)びびっていた部分もあったと思う」と自らの弱さと向き合った。

 二軍では腕を振ることに加え・・・

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