即戦力右腕として期待されながら、シーズン終盤まで一軍登板なし。先発枠を勝ち取るために、池田隆英はファームで腕を磨き続けている最中だ。 投手/1年目/22歳
春季キャンプスタート時、即戦力としての期待は、1位の
藤平尚真よりも高かったはずだ。しかし、早々に試練に遭遇する。2月25日、
西武との練習試合[春野]で、6回から3番手として初めて実戦のマウンドへ。低めを突くストレートは最速149キロだったが、カーブやフォークといった変化球の制球が定まらない。1イニング目に打者9人を要する苦しいピッチングで、8回までの3イニングで4安打2四球4失点。「練習量が足りない。変化球でカウントを取れるようにならないと」。
与田剛投手コーチは試合後、厳しい評価を下した。本人も・・・
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