抜群の野球センスを持ちながら、過去4年、二軍戦でもなかなか結果が出なかった。だが、「ラストチャンス」の意気込みで臨んだ今季、ついに能力が開花。そのバッティングが二軍で猛威を振るっている。 文=上岡真里江 写真=BBM 内野手/5年目/22歳
今年、
西武第二球場では新たな光景が見られるようになった。
星孝典二軍コーチを相手に1日約1時間、7〜8種類のティー打撃に黙々と励む
金子一輝の姿だ。今年に入り、キャンプ時に自ら星コーチに懇願した。さらに
赤田将吾二軍コーチには「走らせてください」とグリーンライトを願い出、許可を得た。これもまた、初である。「野球に取り組む姿勢から、表情、何よりも、試合中に声の大きさがとにかく変わった。誰が見ても、『一輝、変わったなあ』と・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン