野球の醍醐味の一つと言えば、自分が監督になったつもりで最強オーダーを組むこと。これって野球ファンなら誰もが一度はやったことがあるんじゃないかなぁ。ちなみに僕は大好きです!!(笑)。そういうことを考え始めると、もう止まらなくなってしまうんですよねぇ。というわけで……今回は「2016“中居的”プロ野球ベストナイン」を発表したいと思います。
投手は文句なしで
大谷翔平でしょう。捕手はリード面を考えると
嶋基宏ですね。一塁は今季はちょっと該当する選手がいないかなぁ。
中田翔も頑張りましたけど、打率.250というのは彼の力からすると寂しいですよね。二遊間は
菊池涼介と、
坂本勇人。そして三塁には侍ジャパンでもテスト的に守った
山田哲人をぜひとも入れたいですね。
一番難しいのは外野の3人。盗塁王の
糸井嘉男に、
秋山翔吾、
柳田悠岐、そしてリーディングヒッターの
角中勝也も外せないし、
西川遥輝や
鈴木誠也もいい選手ですよね。あまりにも候補がたくさんいて誰を選んでいいのか悩んでしまいます。そこで、糸井を一塁に持っていくのもアリかなと。そうすると、あと5人のうち誰を選ぶかが問題なわけですが、やはり今シーズンだけを考えるとケガに泣いた柳田を外して、レフト・角中、センター・西川、ライト・秋山か鈴木というのがベストな布陣かなと僕は思います。
あと打順を考えると、また少し違うオーダーになってきたりするんですよね。角中を外して、まず一、二番コンビを組ませたいのが、菊池と西川。菊池は今季も二番を打ってましたが、左右のバランスを考えると一番に置いておきたいなと。二番は角中ということも考えられるのですが、野球のセオリーである「一番が出塁して、二番が送る」ということを考えると、犠打の少ない角中よりも、きっちりと送ることのできる西川がいいかなと。
クリーンアップは三番に坂本を置いて、四番はやっぱり
筒香嘉智(レフトで起用)ですよね。それで五番には山田。その後、六番・糸井、七番に秋山か鈴木と続いて、普通ならここで八番・嶋と言うところですが、やはり大谷のバッティングは監督としては絶対に欲しいわけです。だから僕は八番に大谷を入れて、嶋を九番に入れるのもアリかなと。今までにないオーダーでワクワクしませんか!?(笑)。いやぁ〜われながらすごいオーダーです。
ただ、一番バッターに糸井を持ってくるという選択肢も捨てがたい。それでいくと二番に菊池を据えて、三番に筒香、四番に山田と来れば、きれいに左、右、左、右の打順を組むことができます。次の五番ですが、ここで投手の大谷が入ると夢のある打順になりますよね。その後は六番・坂本、七番には秋山か鈴木、八番には嶋、九番・西川と続く……う〜ん、これもプロ野球ファンならたまらない打順ですよね。
もうこのベストナインを考えているとキリがないというか、あっという間に時間が経ってしまいます。来年にはWBCもありますし、いまからどんなオーダーになるのかと妄想して楽しんでいます(笑)。
2016“中居的”ベストナイン布陣 投手:
日本ハム・大谷翔平
捕手:
楽天・嶋基宏
一塁手:
オリックス・糸井嘉男(
阪神に移籍)
二塁手:
広島・菊池涼介
三塁手:
ヤクルト・山田哲人
遊撃手:
巨人・坂本勇人
左翼手:
ロッテ・角中勝也、
DeNA・筒香嘉智
中堅手:日本ハム・西川遥輝
右翼手:
西武・秋山翔吾、広島・鈴木誠也
指名打者:DeNA・筒香嘉智
PROFILE なかい・まさひろ● 1972 年8月18日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・SMAP のリーダーとして活躍する国民的アイドル。歌手や俳優業だけでなく、司会者としての才能も発揮。「NHK 紅白歌合戦」をはじめ、多くのテレビ番組で司会を務めている。プライベートでは大の野球好きでもあり、2013年のワールド・ベースボール・クラシックでは「WBC侍ジャパン公認サポーター」も務めた。