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中居正広コラム第24回 序盤戦最大の驚きは小林誠司!

 

開幕から打撃絶好調の小林誠司。好調な巨人を攻守で支えています


 ペナントレースが開幕して、ちょうどひと回り。「だからプロ野球って面白いんだよなぁ」と思わせてくれる予想外(!?)のことが起きています。そう、巨人の小林誠司です。4月28日現在、打率.371でなんと、なんと、セ・リーグの首位打者に立っています。「いったい、どうしちゃったの!!」っていうくらいビックリしています(笑)。

 実は昨年のオフに会った際に僕は彼とある約束を交わしたんです。「打率.250、5本塁打、それから5盗塁を!」って。でも彼はどの数字に対しても「いやぁ、うぅん(苦笑)」なんて言っていたんです。なのに開幕してみたら、この活躍でしょ。分からないものですよね。

 さて、序盤戦で目立ったチームは何といっても西武でしょう。特に打線がスゴすぎる!

 3割打者がズラリと並んで相手からすれば嫌ですよねぇ。ここに現在はケガで離脱している“おかわり君(中村剛也)”が戻ってきたときには、いったいどうなってしまうんだろう……というくらい打線の厚みがハンパない!!

 そんな西武打線を見ながら「これまでのプロ野球で一番の最強打線っていつの時代だったかなぁ?」と考えると……僕の記憶の中では2003年のダイエー(現ソフトバンク)打線が思い浮かびます。村松有人井口資仁松中信彦城島健司バルデス柴原洋と3割打者がそろい、まさに切れ目のない“打線”だったなと印象に残っています。特に三番・井口、四番・松中、五番・城島、六番・バルデスの史上初の100打点カルテットはすごかったなぁ。

 打線の並びではメジャーでは「二番最強説」というのもあって、二番打者を重視したりしますよね。ドシロウトの僕が考えるに、それって二番の後ろの三番打者が実は大事なんじゃないかなって思うんです。三番に好打者が控えているからこそ二番と勝負しなければならなくなる。だから「最強打者」が生まれるんじゃないかなって。例えばV9時代の巨人も「ON」の2人がいたからこそだったと思うんですよね。なので、どこの打順というよりも打線のどこかにそういった“厚み”を持たせられるかのほうが大事なのかなと。

 そういう意味では、今年の巨人は現在の並びがベストだと思います。岡本和真に“四番待望論”もありますけど、でも「四番・岡本、五番・マギー」となると岡本はチャンスで歩かされることが多くなるんじゃないかなと。それこそ開幕当初は打撃が低迷していたマギーとゲレーロから快音が聞かれるようになったのも彼らの後ろに岡本が控えているからこそだと思うんです。

エンゼルスの大谷翔平の「四番・投手」もぜひメジャーの舞台でも見てみたいです/写真=Getty Images


 海の向こうではエンゼルスの大谷翔平の活躍ですよね。もちろん僕も早起きをしてテレビにかじりついて観ています。打者としては中軸を何度も打っていますが、僕が仮に監督だったら大谷は「四番」に固定します。しかも投げるときはDHではなく、投手として。だって「四番・投手」の大谷をやっぱり見たいじゃないですか!! 日本ハム時代もやっていたことですし、メジャーでもできるんじゃないかなとか勝手にいろいろ考えて(妄想!?)います。そんな感じで、今シーズンもとことん野球を楽しんでいるナカイでした(笑)。

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