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中居正広コラム第28回 「運命の1日」に思いを馳せて

 

甲子園での金足農高・吉田輝星君の熱投は本当に素晴らしかったですね


 今年も夏の甲子園は面白かったですね〜!! やっぱり負ければ終わりのトーナメントの高校野球は長丁場のプロ野球とはまた違う見応えがありますし、僕も存分に球児たちの筋書きのないドラマを堪能させてもらいました。そんな球児たちの未来が決まるのがプロ野球ドラフト会議(10月25日)です。高校、大学、社会人、独立リーグと全国のドラフト候補の中から誰がどの球団にどの順位で選ばれるのか……ドッキドキですよね(笑)。

 もし、自分がプロ野球の監督だったら誰をどの順位で選ぶのかを普段から妄想したりしています。「あのピッチャーが欲しいけど、先にあのバッターを早く選択しておかないとほかの球団にもっていかれちゃうよなぁ……」なんて。ああでもない、こうでもないと考えながらドラフトまでの時間を楽しむのも野球ファンの醍醐味だと思っています。

 その中でも高校球界NO.1の注目といえば、やっぱり甲子園で準優勝を果たした金足農高の絶対的なエース・吉田輝星君ですよね。名前のとおり、今年の甲子園で最も光り輝いていた選手であり、たくさんの人たちが強いチームに立ち向かっていく彼のひたむきな姿に魅了されたのではないかなと思います。もちろん、僕もその中の1人でした。

 吉田君のお父さんも同じ金足農高の出身で、彼は甲子園に出場できなかったお父さんを甲子園に連れて行きたい一心で頑張ったとか。そのことを知ってなんだかジーンときちゃいましたよねぇ。僕も小さいころはお父さんと一緒に練習したり、甲子園やプロに行く話をしていたので吉田君の気持ち分かるなあ……って。

 僕は小学校に入学する前ぐらいのころに将来はプロ野球選手になるって決めていました。だから小学校での6年間はひたすら野球、野球の日々。日課だったのは朝にお父さんに投げるフォームをチェックしてもらうこと。褒められるとすごくうれしかったですし、いまとなってはとても懐かしくて僕の忘れられない大切な思い出です。

 吉田君の話題でちょっと陰に隠れてしまった印象がありますが、甲子園史上初の2度目となる春夏連覇を果たした大阪桐蔭高の強さも圧巻でしたよね。その筆頭が根尾昂君。投げれば最速148キロ、打っても超強力打線の中軸を担う五番打者。さらに守っては内外野のユーティリティープレーヤー。高校日本代表として出場したU18アジア野球選手権の初戦・香港戦では5打数5安打1本塁打5打点の活躍でサイクル安打まで達成してしまって。いやあ、もう本当に「すごい」という言葉しか口から出てきません。しかも学業ではオール5に近い成績の頭脳も持っているわけでしょ!?「天は二物を与えず」と言いますけど、根尾君にはそんな言葉はまったく当てはまらないですよね(笑)。

昨年のドラフト会議では日本ハム木田優夫GM補佐が清宮幸太郎のクジを引き当てました。果たして今年はどんなドラマが待っているのか!?


 さあ、今年のドラフトでは何人の選手が夢のキップをつかむのでしょうか。大注目の「運命の1日」がいまから待ち遠しくてなりません。

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