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中居正広コラム第31回 お待ちかね!? 中居的ベストナイン2018

 


 プロ野球界は本格的にオフシーズンに突入。この時期は今季のペナントレースを振り返り、贔屓(ひいき)にする球団の来季についてアレコレと思いを巡らすのも楽しみ方の1つですよね。そんな中で11月27日の「NPB AWARDS」でベストナインが表彰されましたが、昨年もたくさんの反響をいただいたセ・パの選手を合わせた「中居的ベストナイン2018」を今年も勝手に発表しちゃいます!! これを考えるのが楽しいのなんのって(笑)。

 まず投手は勝率第一位投手、最多勝利投手の2冠を獲得し、リーグ優勝の立役者の1人となった大瀬良大地(広島)も捨てがたかったのですが……。やっぱり2年連続で沢村賞にも輝いた菅野智之(巨人)で決まりかなと。続いて捕手は會澤翼(広島)と森友哉(西武)で悩み過ぎてしまって……ちょっと保留にしておいて(笑)、先に内野手と外野手にいきましょう。

 とはいっても内野手も簡単に決められなかったのですが、成績やチームへの貢献度なども加味して最終的に以下の4人を選ばせてもらいました。一塁は岡本和真(巨人)、二塁は山田哲人(ヤクルト)、三塁は宮崎敏郎(DeNA)、遊撃は坂本勇人(巨人)。外野手は苦しい選択を迫られたのですが、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)、鈴木誠也(広島)の3人です。

 僕が考えたベストナインの顔ぶれを見て週ベの読者の方なら「あれ!?」と思われましたよね? セのMVPである丸佳浩(広島)がいないんですから。もちろん丸はメチャクチャすごいですけど、やっぱり打撃だけでなく盗塁ができる足の速い選手を僕的には入れたいなあと……。そう考えていくと丸も速いですけど、柳田と秋山なのかなと。鈴木を入れたのはどうしても右の外野手をメンバーの中に入れたかったんですね。

 そうすると右打ちの内野手4人と鈴木を加えて5人になるので、捕手は右の會澤ではなく、左の森ということになるのかなあ……。ベストナインなんですけど、やっぱりどうせ作るなら1つのチームとしてどう機能するかも僕はついつい考えてしまうんです。最後のDHで丸を入れてももちろんいいんですけど、ここは筒香嘉智(DeNA)のほうが収まりがいいのかなと。あとはこのメンバーで実際のNPB発表のベストナインに選ばれなかったのが一塁の岡本ですよね。正直、パのMVP&本塁打王である山川穂高(西武)とどちらにしようか迷いに迷ったのですが、史上最年少の3割、30本、100打点をマークした岡本への期待値も込めて彼を選出したいと思います。

 う〜ん、それにしてもこれだけの選手がいる中でベストナインを組むのは本当に難しいながらも楽し過ぎるので、これからもやめられそうにありません(笑)。さて、年内はこれが最後のコラムとなります。今年も1年間ご愛読ありがとうございました。2019年シーズンもよろしくお願いしますね。

■中居的ベストナイン
投手:菅野智之(巨人)
捕手:森友哉(西武)
一塁手:岡本和真(巨人)
二塁手:山田哲人(ヤクルト)
三塁手:宮崎敏郎(DeNA)
遊撃手:坂本勇人(巨人)
左翼手:秋山翔吾(西武)
中堅手:柳田悠岐(ソフトバンク)
右翼手:鈴木誠也(広島)
指名打者:筒香嘉智(DeNA)
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